「親水は汚れにくい」は誤解?撥水・親水・疎水の違いと、撥水の種類にこだわらなくていい理由

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親水は雨で汚れがおちる

撥水は汚れやすい

……そんな噂を聞いたことはありませんか?

コーティングを選ぼうとすると、必ずと言っていいほどこの「水弾きの種類」で迷ってしまいますよね。

私の職場は製鉄所なのですが、近隣への粉塵対策で駐車場には常に「工業用水」が散布されています。

どれだけ綺麗にしてもすぐに頑固な水シミが付いてしまう、洗車好きにとってはかなり過酷な環境です。

そんな環境で100点以上の道具を試し、面倒を見ている4台の車に様々検証してきた経験から言うと、実は「撥水の種類」そのものは、そこまで重要ではないのかもしれません。

今回は、初心者が陥りがちな「撥水・親水・疎水の迷宮」を、分かりやすく整理していきますね。


目次

【結論】水弾きの種類で「汚れ方」は決まりません

結論からお伝えすると、撥水・親水・疎水のどれを選んでも、汚れるときは汚れます。

「撥水は汚れる、親水は綺麗」という説もありますが、実際には撥水の仕方と汚れの付き方は必ずしも比例しません。

どのタイプを選んだとしても、一番大切なのは「水弾きの種類」ではなく

その下の塗装の状態と、こまめなメンテナンス

「親水=汚れない」は誤解

なぜ「種類は重要ではない」と言えるのか、その理由は3つあります。

  • 結局は「撥水の強弱」の違いでしかない
  • どんな被膜でも汚れは乗る
  • 「親水=拭き取りにくい」という弱点
  • 結局は「撥水の強弱」の違いでしかない: 多くの親水コーティングも、実際には「非常に弱い撥水」であることが多いです。完全な親水状態は、実は汚れが溜まって水弾きが死んでいる状態に近かったりします。
  • どんな被膜でも汚れは乗る: 空中の排気ガスや砂埃は、水の弾き方に関係なくボディに付着します。私の職場の工業用水のように不純物が多い水だと、どんなコーティングの上でも乾けばシミになってしまいます。
  • 「親水=拭き取りにくい」という弱点: 親水は水が引くのが遅いため、洗車後の拭き上げに時間がかかり、結果的にその間に水が乾いてシミ(スケール汚れ)を作ってしまう……という本末転倒なことも起こり得ます。

それぞれの特徴と「良いとこ取り」の真実

一般的なメリット・デメリットを整理しますが

これらはあくまで「傾向」として捉えてください。

タイプ一般的なイメージ注意点
撥水水玉が転がり、洗車が楽しいイオンデポジットになりやすい。強い撥水剤は塗装を傷めることも。
親水水が引いていき、シミになりにくい実際は「弱撥水」なことが多く、汚れたり、小雨程度なら水は引かない。
疎水両方の「良いとこ取り」単に撥水の強さが中庸なだけ。大雨でないと性能を実感しにくい。

「疎水は良いとこ取り」と聞くと魅力的に感じますが、実際には小雨なら撥水のように振る舞いますし、汚れてしまえば親水のように水が残ります。つまり、「撥水の種類」という名前の付け方に振り回される必要はないのです。

【まとめ】大事なのは「防汚性」と「メンテナンス」

最後に繰り返しますが、撥水の種類と汚れにくさは比例しません。

本当に車をキレイに保ちたいのであれば、以下の3点を意識してみてください。

  • 自分の好きなものを選ぶ
  • メンテナンスを重視する
  • 天然ワックスという選択肢
  • 自分の好きなものを選ぶ: 水玉が弾けるのが好きなら「撥水」を、スルーっと引くのが好きなら「親水」を選んでOKです。
  • メンテナンスを重視する: どんな高いコーティングをしても、表面に付く「水垢(スケール)」は避けられません。定期的に専用ケミカルで汚れを落とす方が、コーティングの種類選びより100倍重要です。
  • 天然ワックスという選択肢: 撥水レベルに左右されず、深い艶と高い防汚性を両立したいなら、実は「天然ワックス」が非常に優秀な選択肢になります。

「どの弾き方が正解か」と悩む時間を、ぜひ「次はどの洗車道具を試そうか」という楽しい時間に使ってみてくださいね。


個人的な感想

繰り返しになりますが

一番「好き」な水弾きを選んで問題ありません

撥水(はっすい)でも親水(しんすい)でも大切なのは

「どのタイプが優れているか」ではなく、日々のメンテナンス。そして、

「あなたが洗車をしていて、どちらがワクワクするか」

自分の好みに合った弾き方を選ぶことが、結果として洗車を楽しく続け、愛車を綺麗に保つ一番の近道になります。

私が所有する撥水&疎水ガラスクリーナー


【tershine(ターシャイン)】Vision+ Glass Cleaner Coating | 撥水ガラスクリーナー

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